JFおおいたについてABOUT US

組合長あいさつGREETING

豊の国・大分の海の恵みを
~ようこそ大分県漁業協同組合のホームページ~

代表理事組合長中根 隆文

 大分県は、総延長772Km(全国14位)に及ぶ長い海岸線と変化に富んだ海域特性を有します。日本三大干潟のひとつである豊前海、外洋水と内洋水が混合する豊後灘、深い湾を形成する別府湾、リアス式海岸で天然の瀬や礁に恵まれた豊後水道など豊かな漁場において多種多様な漁業が営まれております。

 主な漁業として、県北域では、広大な干潟域での採貝漁業やノリ養殖業、環境変化に対応した新たな養殖業として、日本初のオーストラリア方式による干潟でのカキ養殖の他、浅海域ではエビ類、カレイ類などを対象とした小型底曵網や刺し網等の漁業が営まれております。

 豊後灘・別府湾地域では、豊後水道からの魚類の回遊路にあたる国東半島周辺の豊後灘と深い内湾を形成する別府湾からなり、外洋水と内海水が混合する生産性の高い漁場を有し、小型底曵網、刺し網やシラスなどを対象とする船曵網などの漁業やクルマエビ、カキ等の養殖業が営まれています。

 豊後水道北部、豊後水道南部地域では、変化に富んだリアス式海岸と天然礁に恵まれた生産性の高い漁場を有しており、豊後水道北部では保戸島を根拠地として沖合・遠洋でのマグロ延縄漁業が、沿岸域ではまき網漁業やブリ、タイ、アジなどの中高級魚を対象とする一本釣り漁業、ブリ養殖業が営まれています。また、豊後水道南部地域においてはアジ、サバ、イワシ等の多獲性魚類を対象とするまき網漁業やマダイ、イサキ等の中高級魚を対象とする一本釣り漁業などの様々な漁船漁業とブリ、ヒラメ、マダイ等の魚類養殖業の他、ヒオウギ貝などの貝類養殖業が営まれています。

 当漁協では、これら大分の新鮮でおいしい魚介類を消費者の皆様に食べていただくため、県下組合員と協力してブランド化などを積極的に推進しています。 大分県は全国に先駆けた「一村一品」運動の発祥県であり、関あじ、関さば、城下かれい、くにさき銀たち及び別府湾ちりめんが全国的に通用するブランドとして育っております。

 また、全国第2位の生産量を誇る養殖ブリと養殖ヒラメについては、大分県の特産品であるかぼすを餌料に加えて育てた「かぼすブリ」、「かぼすヒラメ」、さらには新たなブランドとして「かぼすヒラマサ」を加えた「かぼす三兄弟」を消費者の皆様に情報発信をさせて頂いているところでございます。

 当漁協は今後も県下組合員とともに、自然に恵まれた海を守り、安心・安全なそして健康食糧としての魚介類を消費者の皆様へ提供していきたいと考えております。

 このホームページでは当漁協並びに本県漁業の概要をはじめ、大分の魚料理等についてもご紹介いたしておりますので、ゆっくりご覧いただきますようお願い申しあげます。